こんにちは。サンチョです!
下記リンクから『珈琲いかがでしょう』の他の回の感想記事一覧も見れます。
ご興味ある方は是非ご確認下さい!
この記事は『珈琲いかがでしょう』のネタバレが含まれます。
未鑑賞の方はお気をつけ下さい。
珈琲いかがでしょう 基本情報
原作は2014-2015年に『WEBコミック EDEN』で連載されていたコナリミサトさんの『珈琲いかがでしょう』。
2018年にはアプリ「アニメビーンズ」にてアニメが配信されている。
あらすじ
「暴力珈琲」「ポップ珈琲」
ぼっちゃん(宮世琉弥)が執拗に青山一(中村倫也)を追っていたのは、信頼していた青山の裏切り行為に対する報復だった。垣根志麻(夏帆)やぺい(磯村勇斗)を巻き込んでまで追い詰めようとするが、暴力ですべてを制するようになったぼっちゃんに、青山は「そのやり方で手に入れたコーヒー牛乳はおいしかったか」と問いかける。ぼっちゃんの脳裏に蘇ったのは、同級生を脅して好きなだけコーヒー牛乳が飲めるようになったのに、なぜかまったく味がしなかった頃の記憶…。さらにこれまで沈黙を貫いていた夕張(鶴見辰吾)が、見かねて裏切りの真相を語り始める。青山が大金と共に姿を消した裏には、息子を思う二代目(内田朝陽)とのある固い約束があった。時を経て事実を知ったぼっちゃんは…。ついに最終回。青山は「奥さんと同じ墓に入りたい」と願っていた、たこ(光石研)の願いを叶えることはできるのか?
OP主題歌 – 小沢健二『エル・フエゴ(ザ・炎)』
ED主題歌 – Nulbarich『CHAIN』
原作 – コナリミサト『珈琲いかがでしょう』
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が配布されています
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STAFF/CAST
若いころの幸子役を演じたのは森迫永依さん。
実写版『ちびまる子ちゃん』でまる子ちゃん役を演じていた元子役です。
また若いころのたこさん役は前田旺志郎さん
お笑いコンビ「まえだまえだ」の弟くんですね。
子供のころをしっているからこそ、夫婦役が出来るほど大きくなったことに驚きです!
登場人物
青山一
移動珈琲屋「タコ珈琲」の店主。
杉三平
通称「ぺい」。何者かの依頼で青山の足取りを追う。
垣根志麻
丁寧かつ誠実な仕事が売り。同じく丁寧で誠実な青山の珈琲を気に入る
ぼっちゃん
泥龍会三代目。青山のことを「とらもん」と呼び、所在を追っていた
夕張
泥龍会幹部。ぼっちゃんの側近として行動を共にする
幸子
たこの元妻。
マコ
幸子の孫
ep.13 暴力珈琲 ネタバレ感想
激高する青山
少しだけ昔が戻った青山さん。
敬語がはがれ説教する姿はカッコ良かった(*^-^)
「オシャレで淡々な暴力なんて存在しねえ。心を殺さなければやってられなかった」
まあそりゃそうです。
ep.11の「たこ珈琲」でも、「この仕事は心を無心にしなければ続けてられない」と言っていましたね。
そして権力を頼っている今のぼっちゃんにも怒っていたのでしょう。
「足が速い、話が面白い、体がでかい
そういう武器を身に着けて自分の力でのし上がっていくって決めてるんだ」
上記が過去(ep.12)にぼっちゃんが行っていた台詞。
そして今回の青山さんの台詞が下記
「足は速くなったか?話は面白くなったか?
そういう武器を身に着けて自分の力でのし上がっていくんじゃなかったのか?」
始めて出会った時のぼっちゃんの姿勢に関心したからこそ、現状に憤りを感じたんだと思います。
味のしない珈琲牛乳
権力と暴力の力で勝ち取った珈琲牛乳。
ただその珈琲牛乳には味がしませんでした。
その理由は過去のエピソードで語られています。
たこ(ep.11)「心に余裕がないと味は感じられない」
青山(ep.11)「今の仕事を続けている限り心に余裕は出来ない」
権力と暴力の世界にどっぷり浸かってしまったぼっちゃんに、心の余裕はなくなっていたのでしょう
ぼっちゃんの名前
何が大事なのかがわかる「聡い子」になってほしい
その願いが込められ、「聡」という名前が付けられていました。
前回のエピソードで、青山さんがぼっちゃんの名前の聞くシーンがありましたが、名乗るシーンはありませんでした。
2代目が実は子煩悩だったというシーンのためにわざと伏せられていたのですね。
そこそこ若いおっさんずラブ
我こそは「兄貴・とらもん・青山さん」を一番愛してる!!!!!
男性2人と女性1人による、青山さんの取り合いバトル勃発!!!
つい先程まで殺されかけてたのわかってるの?ってくらい平和な争いが繰り広げられましたね(^-^) 控えめに言って最高でしたd(^^)
ぺいが「永遠のラブ」とか言い始めたあたりからの夕張さんの表情もめちゃくちゃ良かったwww
眼で判断する青山
3代目について心配する垣根に対し、昔と変わらない眼をしていたから大丈夫と返答した青山さん。
青山さんは人の本質を「眼」で判断しているのでしょう。
今回で人を眼で判断したのは3回目になります。
(他2回は第4話の記事に詳細を記載しています)
眼で本質を見ているのであれば前回の青山さんがぼっちゃんに放った下記の台詞の意味が変わってきます
「そちらはお変わりなくて何よりです」
前回の時点では、やり口が変わってるぼっちゃんに対して、皮肉を言っているのだと思っていました。
しかし「眼」だけは昔と同じく聡いままだったのであれば、本心で言っていた可能性も出てきます。
勿論、これはただの考察にすぎないので真実は分かりませんが、そうであるとしたら、ぼっちゃんはもとに戻れると信じて今回説教をしたのかもしれませんね!
ぼっちゃんの暴走は止められたのでは?
前回はあまり目立たなかった夕張さん。
彼は2代目と青山さんからぼっちゃんのことを託されていたのですね。
彼がぼっちゃんのこと考え行動していたことはよくわかりました。
ただ今回の暴走に関しては止められる所あったのでは??と疑問が残ります…
青山さんがいるところで話をするのが筋だと思ったとは言ってましたが、青山さんに対する暴力や珈琲ロシアンルーレットなど、筋なんて気にせず止めるべきところは多々あったと思います。
常に面白いドラマだっただけに、この部分には脚本の都合が出てしまっていて勿体ないなと感じてしまいました…。
ep.14 ポップ珈琲 ネタバレ感想
うまく喋れない青山さん
今までお客さんと流暢に話していた青山さんとは思えないほどの緊張っぷりwww
ぺいに何言ってるかさっぱりわかりませんと突っ込まれるほど文章が崩壊していました(*^∀^)
垣根さんがいなかったら全く何も伝えられませんでしたね。
たこさんの2つの夢
ep.11でたこさんが青山に語った2つの夢
1つは自分の珈琲を沢山の人に飲んでもらうこと。
そしてもう1つは愛した女性と同じ墓で眠ることでした。
そして今回、うち1つはたこさんの奥さんである幸子さんの夢であることがわかりました。
若いたこさんと幸子さんがお互いの夢を語るシーン。
たこさんの夢は「死んだらさっちゃんと同じ墓に入りたい」
そして幸子さんの夢が「珈琲の移動販売のお店をやって自分とたこさんの淹れた珈琲を飲んでもらいたい」でした。
青山さんは自分と、たこ師匠と、幸子さん。
3つの夢を乗せて移動珈琲屋をやっていたんですね。
苦そうな顔をしないぺい
珈琲を飲むシーンでは毎回大きく顔を歪ませていたぺい。
ですが最後、幸子さんらと青山さんの珈琲を飲むシーンでは顔が歪んでいませんでした。
まあ美味しい!!っていう顔でもなく、なんか考えている顔でしたが…。
そんなぺいをみて青山さんは呆れ顔をしていました。
昔、珈琲を飲ませた時と同じく「わかんないっす」という顔をしていたのかもしれませんね。
付き合いの長い青山さんだからこそ、ぺいの表情から読み取れることがあったのでしょう。
最後に
前半のストーリーはゲストがメインでそれをサポートする青山さん。
後半のストーリーは青山さんがメイン。
珈琲の魅力が伝わりつつ、人情物語としてもとても良く出来ていたドラマでした!
ほのぼの見ることができ、どんな世代にもオススメできる最高のドラマだったと思います!!
青山さんの旅がもっとみたかった😢
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