こんちには。サンチョです。
今回はアニメ『アイドリッシュセブンSecond BEAT!』の感想記事を書いていこうと思います。
私がアイナナシリーズに最初に出会ったのは第1期放送時です。
「NATSU☆しようぜ!」の盗作事件が起こった後、先が気になりすぎてアプリをインストールし、読むことができる範囲を一気に読んでしまうほどハマってしまいました。
男でありながらライブも現地参戦してしまうほどです(o^∀^)
『アイナナ』のストーリーの魅力は、全てが上手くいくことがない、妙に現実味を帯びているところだと思っています。
だからこそトラブルに苛まれたキャラクターに感情を動かされ、トラブルを解決してくれる人物がカッコ良く見えます!!
ゲームアプリ関連の物語では最高峰だと思っている『アイドリッシュセブン』。
好きな作品なので忖度マシマシになってしまうかもしれませんが、お時間がございましたらご一読下さい。
ちなみに私の推しは八乙女楽と六弥ナギです!!
また個人的に大満足だったのは『LOVE&GAME』のセクシーな立ち絵があったこと!!
1stライブでも声優さん達がやってましたがあれは男からみてもエロすぎる!!
あのそーちゃんは反則でしょ!!!!
『LOVE&GAME』含め、2期の劇中歌は下記アルバムで聞けるので気になる方はどうぞ。
この記事はアニメ『アイドリッシュセブン』の第1期・第2期のネタバレが含まれます。
未鑑賞の方はお気をつけ下さい。
アイドリッシュセブン 基本情報
あらすじ
TRIGGERと競い合った「ブラック・オア・ホワイト」での勝利を経て新たな一歩を踏み出したIDOLiSH7。存在感を示したことでレギュラー番組も決まりさらに知名度を高めていくチャンスを手にする。だが、活躍の場が広がるほど、担う責任や寄せられる期待は大きくなっていく。そんな時、共演したトップアイドル・Re:valeが示したのはエンターテイナーとしてのプロフェッショナルな姿。誰かを笑顔にしたい、幸せにしたい――。その想いを貫くために、どう在るべきなのか?陸たちはそれぞれに自らと向き合っていく……。
OP主題歌 – IDOLiSH7『DiSCOVER THE FUTURE』
STAFF/CAST
- 和泉一織 : 増田俊樹 (その他の出演作品)
- 二階堂大和 : 白井悠介 (その他の出演作品)
- 和泉三月 : 代永翼 (その他の出演作品)
- 四葉環 : KENN (その他の出演作品)
- 逢坂壮五 : 阿部敦 (その他の出演作品)
- 六弥ナギ : 江口拓也 (その他の出演作品)
- 七瀬陸 : 小野賢章 (その他の出演作品)
- 八乙女楽 : 羽多野渉 (その他の出演作品)
- 九条天 : 斉藤壮馬 (その他の出演作品)
- 十龍之介 : 佐藤拓也 (その他の出演作品)
- 百 : 保志総一朗 (その他の出演作品)
- 千 : 立花慎之介 (その他の出演作品)
- 小鳥遊紡 : 佐藤聡美 (その他の出演作品)
- 大神万理 : 興津和幸 (その他の出演作品)
- 小鳥遊音晴 : 千葉進歩 (その他の出演作品)
- 八乙女宗助 : 小西克幸 (その他の出演作品)
- 姉鷺カオル : 川原慶久 (その他の出演作品)
- 岡崎凛人 : 古川慎 (その他の出演作品)
- 九条鷹匡 : 津田健次郎 (その他の出演作品)
- ミスター下岡 : 高木渉 (その他の出演作品)
歌唱力が売りのIDOLiSH7センター、七瀬陸役を担当するのは小野賢章さん。
『ハリー・ポッター』の主演、ダニエル・ラドクリフさんの吹替を担当しているため、一度は声を聴いたことがある人が多いのではないでしょうか。
- 原作 : バンダイナムコオンライン / 都志見文太
- 監督 : 別所誠人
- シリーズ構成 : 関根アユミ
- スーパーバイザー : あおきえい
- キャラクター原案 : 種村有菜
- アニメーションキャラクターデザイン : 深川可純
- 総作画監督 : 猪股雅美
- 美術監督 : 葛琳
- 音楽制作 : ランティス
- 音響監督 : 濱野高年
- アニメーション制作 : TROYCA
- 制作 : アイナナ製作委員会
- OP主題歌 : IDOLiSH7『DiSCOVER THE FUTURE』
- ED主題歌 : Re:vale『ミライノーツを奏でて』
監督の別所誠人さん、シリーズ構成の関根アユミさん、スーパーバイザーのあおきえいさんは第1期から引き続きご担当されています。
1期を観ていれば違和感なく、第2期を観ることができました。
登場人物
和泉一織(IDOLiSH7)
和泉三月の弟。器用で大抵のことはこなすことのできる「パーフェクト高校生」。
紡と共にIDOLiSH7のマネジメント(特にイメージ戦略)を行っている。
七瀬陸を核に戦略を考えているが、七瀬陸のことになると視野が狭くなることがある。
二階堂大和(IDOLiSH7)
IDOLiSH7では最年長でまとめ役。Re:valeの千とは顔なじみ。演技力が高い。
基本は飄々としているが『演技』関連の話題になると途端に余裕がなくなる。
芸能界への復讐が動機でアイドルになったが、今はIDLiSH7のことを第一に考えている。
和泉三月(IDOLiSH7)
和泉一織の兄。面倒見が良く男気がありムードメーカーの役割を担うことが多い。
コミュニケーション能力及び社交力に秀でており、MCとしての才能を持つ。
周りを見る力が強い分、自分と周りを比べがちで、自分を卑下する傾向がある。
四葉環(IDOLiSH7)
逢坂壮五(IDOLiSH7)
四葉環と同じく【MEZZO”】のメンバーでもある。
他者を第一に行動する好青年で気配りが上手い。ただ自分の悩みは貯め込みだち。
大企業の御曹司だが絶縁状態にある。
六弥ナギ(IDOLiSH7)
北欧系ハーフ。王子のような甘い言葉で良く女性を口説いている。
劇中アニメのオタクでリアルタイム視聴は週のタスク。
観察力・洞察力が鋭くメンバーの機微にしっかり気が付く。隠し事は好まない。
七瀬陸(IDOLiSH7)
IDOLiSH7のセンター。圧倒的な歌唱力と人に愛される才能を持つ。
TRIGGERの九条天は双子の兄でありライバルだが尊敬している。
喘息を患っているが、自分の身を顧みず無理をしがち。
八乙女楽(TRIGGER)
TRIGGERのリーダー。「抱かれたい男No.1」に選ばれたイケメン。
アイドルとしてはクールなキャラクターだが実際は面倒見の良い熱血漢。
IDOLiSH7をライバルとして認めていると共にアイドルの後輩として気にもかけている。
九条天(TRIGGER)
TRIGGERのセンター。ファンの前では天使だが、人事を尽くさない同業者には厳しい。
プロ意識が高く、ファンの期待を裏切らないためなら熱があろうとステージに立つ。
弟・七瀬陸の体調を心配するとともに、同業者として厳しい意見も行う。
十龍之介(TRIGGER)
TRIGGERの最年長メンバー。ダンスが上手く四葉環には「リュウ兄貴」と呼ばれる。
アイドルとしては危険でセクシーなワイルドキャラだが、実情は温厚で気が優しい。
衝突しがちな八乙女楽と九条天をよくなだめている。
百(Re:vale)
トップアイドル「Re:vale」の片割れ。誰に対しても分け隔てなく接する。
ノリとテンションも高いが計算高くもあり、場の空気をしっかり読み取り行動できる。
その性格も相まって芸能界での人脈が広い。
千(Re:vale)
トップアイドル「Re:vale」の片割れ。作詞作曲も行う根っからのアーティスト。
クールに見えるがお茶目な一面もあり、後輩をからかうこともある。
演技も上手く、IDOLiSH7の二階堂大和とは昔馴染みである。
小鳥遊紡
IDOLiSH7のマネージャー。小鳥遊事務所の社長、小鳥遊音晴の一人娘。
マネジメント業の他にHP作成やライブ演出など幅広くIDOLiSH7をサポートしている。
大神万理
小鳥遊事務所の事務員。紡とIDOLiSH7のサポートを献身的に行う。
Re:valeのファンで、CDは全て買っている。
小鳥遊音晴
小鳥遊事務所社長。タレントの個性を重んじた経営を行う。
基本はおっとりしているが時に厳しい言葉でIDOLiSH7と紡を導く。
八乙女宗助
八乙女事務所社長。大手事務所の力を使ったイメージ戦略が得意でマスコミに強い。
ファンをコントロール出来ると思っている傾向があり、TRIGGERには度々反発されている。
姉鷺カオル
TRIGGERの敏腕マネージャー。基本的には会社の方針を遵守する。
個が強いメンバーを見事にまとめており、トラブル対応力も高い。
岡崎凛人
Re:valeのマネージャー。事務所の力が弱い分、Re:valeを守る意思が強い。
真面目で物腰が柔らかい。胃腸薬を持ち歩いている。
九条鷹匡
過去にはアイドルのマネージャーをしており、名演出家でもある。
九条天の養父。伝説のアイドルを超えるアイドルを育てるのが夢。
アニメ『アイドリッシュセブン』の視聴方法!
dアニメストア
アイドリッシュセブンのアニメは2023年9月8日現在、第1期~第3期までdアニメストアで配信されています
初月無料・月額550円なので視聴したい方は下記バナーからどうぞ!!
U-NEXT
またU-NEXTでもアイドリッシュセブンのアニメは配信されています(2023年9月8日現在)
初月無料・月額2,189<円となっています
『アイドリッシュセブンSecond BEAT!』ネタバレ感想
一織と陸のセンター交代
序盤にIDOLiSH7が抱えた問題が一織と陸のセンター交代。
センター交代自体は上手くいきましたが、一織と陸の関係がどことなく悪化し、ファン同士の対立も起きました。
一織は陸に負担をかけないために始めたことなので陸に直接相談できない。
陸もセンターを変わってくれた感謝と自分の代わりが一織に務まってしまうことへの嫉妬が両立してしまい一織と上手く会話できない。
負のスパイラルとなっていて見ていて辛かったです(TдT)
解決したのはマネージャーの紡と九条天。
天が二人の抱えたモヤを吐き出させ、紡がファンが不安に感じていたIDOLiSH7の形をしっかり提示してくれました。
結果、一織と陸の結束も高まり、また新規ファンも古参ファンも満足するIDOLiSH7となって視聴者としても安心できました(o^∀^)
三月の苦悩
個人的には見ていて一番辛かったエピソードです。
序盤にMCの力量を買われIDOLiSH7の力になれると泣いて喜んでいた三月。
IDOLiSH7の冠番組も好調でようやく自分の立ち位置が見つかったと喜ぶ三月は見ていて微笑ましかったです!!
そこで偶然聞こえてきたIDOLiSH7ファンの言葉。
「三月は前に出すぎててウザい」「他のメンバーをもっと出してほしい」
なんてことを言うんだおまえら(# ゚Д゚)
顔が曇りMCの力も振るわなくなっていく三月。
同タイミングで一織と陸の問題も起こり、IDOLiSH7の空気は非常に重かったですね。
この作品のスタッフは視聴者の顔を曇らせる演出が上手い!!
キャラに感情移入をすればするほど辛くなる…
そしてすぐに解決しないのがイヤらしいです…そこが魅力的なのですが…
大和、ナギ、楽、ミスター下岡。様々な人物が支えてくれることで彼は吹っ切れることができました。
ミスター下岡は環のことを気にかけてくれたりとカッコいい業界人でした!!
三月は元気な姿が一番似合います(^^♪
視聴者にとって安心の防波堤・六弥ナギ
見ていて不安要素が一切なく視聴者に安心を与えてくれるナギ。
第1期に引き続き、大事なところでしっかりメンバーを支えてくれていました。
普段はお茶らけているからこそ、怒ったときや真面目な彼は魅力的。
記者会見の対応を見事でしたね。
真面目な口調で話しつつ、冗談を混ぜて記者を楽しませる姿はカッコよかったです。
Are you Happy? というセリフは視聴者も笑顔にしてくれる魔法の言葉でした!!
今後も彼の顔が曇ることをないことを祈ります。本当に祈ります。彼の顔をゆがませるようなヤツが出てきたら本当に許しません!!
成長するMEZZO”
第1期ではトラブルメーカーだった環ですが、第2期では癒されることが多かったですね(*^-^)
特に環は期待に応えたいという意識が強くなっており、作中で最も成長が見られました。
「自分が頑張ればそーちゃんが喜ぶ」そう思いながら行動する環は凄く可愛かったです!!
今回、トラブルを起こしたのはどちらかと言えば壮五のほう。
真っすぐ相談ができず、抱え込みがちな性格が悪い方向に動いてしまいました。
それでもしっかり仲直りが出来た【MEZZO”】。
明らかに昔に比べ絆も上がっており、互いに守り守られる姿には特に癒されました!!
また色々と問題が生じてしまいましたが、環が妹の理に会えたのは本当に良かったです!!
後輩を導き先輩を立てるTRIGGER
第1期ではライバルとして立ちはだかったTRIGGER。
今作では先輩としての経験を活かしIDOLiSH7を導いてくれました。
一織と陸の内に秘めた思いをぶつけさせ、不和を解いた天。
自分に自信を持つコツを語り、三月を奮起させた楽。
MEZZO”のケンカを取り持った十。
共に行動した彼らは非常に頼りになる存在でした。
ブラホワではIDOLiSH7が勝利したとは言え、アイドルとしての完成度はまだまだ段違いでしたね!!
記者に対して行った『Last Dimension~引き金をひくのは誰だ~』の演出もカッコよかったです!!貫録を感じました!!
新旧Re:vale
中盤から終盤にかけては百が歌えない問題が発生しました。
千が百をどれだけ大事にしているかを語った後も、声が出なかった時の百の表情に「戸惑い」や「諦め」などが混じっており見事な演出だったと思います!!
また最終話で万里が昔の千の相方だと分かりましたね。
「百」「千」「万」で初見でもわかっていた方はいるのではないですかね?
千の過去は結構壮絶だと思います。
親友が5年間も失踪していたら気が気がじゃない…
そんな心理状態だからこそ千を慕う百は千の救いになっていたんじゃないでしょうか?
アイドルの百は千のことを「ユキ」と呼びますが、改まった時には「ユキさん」と呼び、Re:valeのファンに戻ります。
呼び方ひとつ変えるだけで、百にとって千が、そして旧Re:valeがどんなに大きな存在かを表していましたね。
第1話で万里が『Re:valeのファンでCDも全部持っている』と言ったシーンでは意味深に万里の表情が映っていませんでした。
別に表情が歪んでいたとかそういったことはないと思うので、旧Re:valeのメンバーを知っている人に向けた演出だったのだと思います。
九条家について
九条家の関係はいびつです。
九条天は七瀬陸の兄、九条理は四葉環の妹と実子はいません。
養子にした二人もゼロを超える才能を持っていたから養子にしており、最初から不純な目的ありの関係です。
ただ間違いなく養父としての愛情も本物だったのだと思います。
作中では九条鷹匡は悪者、特に家族を奪われたと認識している陸と環からは敵扱いされています。
しかし天と理が九条鷹匡について語る時、どちらも「恩を返したい」ではなく「九条鷹匡を支えたい」が強く出ています。
少なくとも子供達は九条鷹匡からの愛情を感じていたのではないでしょうか。
だからこそゼロを失った九条鷹匡に対し、二人の子供は同情的でした。
利害関係から始まり、外からは間違ったものに見えても、彼らの家族愛は本物なのだと思います。
二階堂大和と千葉志津雄
第1期から演技などの話題になると途端に顔を曇らせていた大和。
何度か芸能界と繋がりがある描写だけはありましたが、確定した情報は出てきませんでした。
ところが千との会話で大和が大御所俳優「千葉志津雄」の子供であることが分かりました。
大和がなぜ芸能界を憎んでいたのか。
千葉志津雄と現在はどんな関係なのか。
それは第3期以降に持ち越しです!!
様々なファンの形
今作では様々なファンの声がフィーチャーされましたね。
ゼロの領域の踏み込むのを怒る声
一織のセンターを望む声
陸のセンターを望む声
三月を疎む声
三月を応援する声
昔のIDOLiSH7を望む声。
ファンによって求めるものはバラバラで各メンバーは悩み苦しみファン同士も争っていました。
現実でも似たようなことはありますね。自分の好きな人物が目立たなければガッカリしますし、目立ちすぎた人物は内容によっては炎上しがちです。
私はジャニーズが好きなのですがファン同士の争いというのはちょくちょく見かけます。
そんな現実の問題も交えて、アイドルがどう立ち振る舞っているのかを見事に描いてくれていました。
もちろんアニメーションなので現実はもっと色々あると思いますが、現実世界でも芸能関係者への目線が変わる作品だったのではないでしょうか?
評価
最後に
第2期が無事に終わり、第3期も発表されました!!
アプリで言うと第2部が終了。第3期は第3部開始でしょうが、第3部は今までと比べるとストーリーが長いです。
2クール性なのか第4期でも3部をやるのか、今から楽しみです!!
またアプリをやっていない方にはアプリでもストーリーを読んでみることをオススメします!!
アニメでは描ききれなかった会話などが沢山あり楽しいですよ(o^∀^)
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