『ACMA:GAME アクマゲーム』第7話 ネタバレ考察感想 辻褄が合ってない脚本への辛口感想!設定改変を使いこなせてなくてがっかり…

ドラマ

こんにちは。サンチョです!

私はこのドラマの原作が大・大・大好きで何周したかわからんくらい読んでるので、映像化をめっちゃ楽しみにしていました!!!(好きな話は100話,117話。バトルはしりとりドローイングです)

ドラマは初報からして原作通りには進まないのがわかりきっているので、アクマゲームの設定をした別作品として楽しむつもりです!ただできればこのドラマの影響で原作人気にも火がついて、原作通りな展開のアニメ化とかもしてほしいな~~とか希望を抱いています(^^)

感想では先の展開のネタバレにはならないように原作との差異を語っていこうかなとも思っているのでお付き合い下さい。本当に原作も面白いので興味を持っていただけたら嬉しいです。また現在マガジンで連載中のメーブさん原作「BRAVE BELL」も面白いので是非!どちらもマガポケで読むことが出来ます!!

下記リンクから『ACMA:GAME アクマゲーム』の他の回の感想記事一覧も見れます。
ご興味ある方は是非ご確認下さい!

この記事は『ACMA:GAME 第7話』のネタバレが含まれます。
未鑑賞の方はお気をつけ下さい。

CAUTION

※本作品の配信情報は2024年5月24日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはホームページもしくはアプリをご確認ください。

スポンサーリンク

Adobeライセンスを最安で手に入れるなら
デジハリオンライン!

72,336円/年が39,980円/年で購入可能!


ACMA:GAME 基本情報

間宮祥太朗さん主演、日本テレビ22時30分から放送中

原作はマガジンで連載していた全22巻の漫画「ACMA:GAME」。作画担当の恵広史さんは過去に「ブラッディ マンデイ」などを連載しており、原作担当のメーブさんは現在もマガジンにて「BRAVE BELL」を連載している人気漫画家です

原作では高校生の天才経営者だった主人公・織田照朝が、ドラマでは会社を手放した27歳の浮浪者となっており、それに合わせ各登場人物の設定も一新された新しい「ACMA:GAME」がドラマでは描かれています

あらすじ

引用) YouTube 日テレドラマ公式チャンネルより

トーナメント1回戦が終わり、出場者の前に姿を現した崩心。2回戦は1回戦の対戦者同士でチームを組んで戦えと告げる。あの手この手で出場者をもてあそぶ崩心に憤る照朝は「おまえらの目的は何だ?50本も鍵を集めて何を企んでる?」と問い詰める…。しかし崩心は、次に親友の初と戦うことになった照朝を煽るばかり。2人の対戦を心配する悠季は、グングニルの好き勝手にさせないためにも自分がおろちと悪魔の鍵のありかを探ると言うが、照朝に止められる。1回戦を戦った者同士がタッグを組むチーム戦。照朝は紫とタッグを組み、初&伊達チームと対戦することに。一方、潜夜と悠季は、毛利&浅井チームと対戦することになった。そしてグングニルに寝返った初が、照朝に命懸けの勝負を挑んでくる!「照朝、俺はおまえに勝つ」――ついに始まった親友との直接対決!初が自らの鍵を挿し、悪魔を召喚。現れたのはコルジァだった。コルジァが用意したゲーム『籠球果実~Basket Fruits~』とは一体…!?

引用:日本テレビ ACMA:GAME サイトページより

原作 – 『ACMA:GAME』

STAFF/CAST

CAST
STAFF
  • 演出 : 後藤庸介 (その他の作品)
  • 脚本 : 谷口純一郎 (その他の作品)
  • 音楽 : 菅野祐悟
  • 主題歌 : UVERworld「MEMORIES of the End」
  • 劇中歌 : SixTONES「GONG」
  • 原作 : メーブ『ACMA:GAME』

登場人物

織田照朝

『悪魔の鍵』の謎を追っている青年。インドを放浪していたが日本で相次いでいた謎の財産譲渡事件をきっかけに帰国する

斉藤初

ベンチャー企業「u.u.エンジニアリング」の社長で織田照朝とは中学の時の同級生。アクマゲームトーナメント参加者

上杉潜夜

悪魔の鍵を複数持つ天才ギャンブラーで対グングニルとして照朝と手を組む。アクマゲームトーナメント参加者

眞鍋悠季

生成AIの「おろちくん」を開発したプログラマー。織田照朝とは中学の時の同級生。アクマゲームトーナメント1回戦で潜夜に敗北

式部紫

アイドルグループ「SUPER FUNKY PIXIEs」のメンバー。アクマゲームトーナメント1回戦で照朝に敗北

伊達俊一郎

天才心理学者。アクマゲームトーナメント参加者1回戦で初に敗北

毛利明

天才棋士。アクマゲームトーナメント参加者

浅井満

自称カリスマYoutuber。アクマゲームトーナメント1回戦で毛利に敗北

崩心祷

悪魔の鍵を狙い織田清司の命を奪った謎の男

鳥羽

グングニルに所属する崩心の秘書

コルジァ

悪魔の鍵に宿るフクロウ型のゲームマスター

第7話 ネタバレ感想

今回も辛口感想です…

とうとうメーブ先生がドラマに辛口なコメントをし始めちゃったよ…。本来このドラマを一番楽しみにしていただろう立場の方がうーんと頭を抱えちゃうのは本当に良くないよね…

なんとかしてほしいけど全部撮り終わってるだろうし、この先はまともになっていることを祈るしかない😢

絶対服従じゃないデメリット

賭けるものを相手の絶対服従にしなかった変更が悪い方向に効いてきてるな~(ノд`@)

今回のゲームなんて紫と伊達は絶対服従かかってないんだから照朝と初に協力する必要性ないじゃん

ゲーム中にプレイヤーが死んでしまったら閉鎖空間が永遠に解かれないこと(※1話より)から、ゲーム中に命を散らされる心配もない。むしろ勝てば立場が並ぶか逆転するんだから裏切り得すぎる

そもそも前回のゲーム終わりに大嫌いとか言っておきながら全面協力してる紫がおかしいんだよね。なんか前回の6話冒頭からすでに照朝のこと意識してたけど、5話と6話の間に何があったんだお前Σ(´Д`;)

今後に関しても照朝は伊達をどう制御していくんだろ?命を握ってるから言うこと聞け!じゃなくてしっかり利害関係を結んだ上でコントロールしてほしいなー

設定変更による悠季の立場

命令が絶対服従じゃない
悠季は照朝と初の幼なじみ

この2つの追加された設定が、今後の悠季のゲームでの立場をかなりめんどくさいものにしてるんだよね…

仮に2回戦が照朝&紫(または初&伊達)vs潜夜&悠季だったら、悠季は照朝(初)を勝たせる動きをしていたハズ。だって得体のしれない潜夜に命を握られるよりも友達に命を預けてた方が100倍マシなんだもの

このままいけば照朝&初と敵対することになるであろう3回戦で、この理論が発生するはずなんだけど、この時悠季が自チームを裏切らない正当な理由をちゃんと考えてるのかな?

考えてると信じたいけど今んとこの微妙な脚本を見てると、申し訳ないがそこまで考えて作ってないんじゃないかと疑っちゃうよね(;´д`)

悪魔の鍵の命令についての考察

今回気になったことがあるんだけど、鍵のホルダーがアクマゲームに負けた場合、有効中の命令はどうなるんだろ🤔やっぱり原作同様、命令はリセットされるのかな?

今回のゲームだと照朝が初・伊達・紫3名の命を散らせる権利を獲得したわけだけど、初が持っていた伊達の命を散らせる権利はどうなったのか

普通に考えれば、鍵を失ったから命令の効力も失ったと考えていいと思うんだけど、1話でガドが賭けの対象を勝手に上書きしてて自由度が高かったし、命令が鍵に紐付いているとは限らない気がするんだよなー

サシなら照朝を圧倒してた初

結局、自分に自信がないからか伊達の安易な作戦に頼っちゃったけど、個の能力は原作以上に照朝を上回ってた

原作で照朝が一糸報いたシーンをカットしてたから照朝は完全に初の手のひらの上。伊達の裏切り&伊達案の盗聴看破で照朝は勝ったけど、こと読み合いに関して照朝が初を上回ることは1回もなかったし、初>照朝の格付けは完了しちゃった気がする

最高のタイミングでGONG

3セット目、初の攻撃ターンで挿入歌GONG

SixTONESの曲だし初が活躍する場面で流れるのメチャクチャいいね!!!最高の演出だった(≧◡≦)

今度も初が活躍するところではGONGを流してほしい!挿入歌GONGはこのドラマの数少ない好きなところです

ずれてる演出と脚本

演出と脚本の意思疎通ができてないよね?

脚本の方は原作から情報を取ってるんだろうからセリフ回しが「手”玉”になったりゲーム名が「“籠”球果実になったんだろうけど、小道具の演出を原作と変えたんならセリフも変えなきゃいけんのにそれが出来てないのは演出のミスでしょ(;´д`)

牌を伏せた状態で固定するっていうリミテッド・パーフェクトの使い方は上手いなと思ったからこそ、ツッコミどころが生じちゃってるのが残念でしかたないわ…

多分前回のカンティジョン・プログラムの矛盾も、演出側の認識がおかしかったから発生したんだろうなあ

辻褄が合わなくなってきた脚本

もう何度と同じ感想書いてるけど、原作改変するならもっと大胆に改変しろよ!!

アクマゲームは作品の性質上オリジナルゲーム作りやすいだろうし、同ゲームでも全く違う展開作りやすいだろうに勿体なく感じる!

キャラ設定とかは変えてきたくせにメインとなる頭脳戦は既存の展開・既存のセリフに頼るから辻褄が合わなくて歪みが生じてんじゃん(-д-;)

あと「基本は原作通りの展開だけどちょい自分の色を出しました😁」っていう無意味な変更やめろ💢!ほぼ既存展開に頼ってるくせにオリジナリティ感だそうとしてんの正直イライラする!

今回は点の取り方がちょくちょく変わってたけど展開になんの意味も与えてなかったし、むしろ照朝vs初の読み合いが減っててマイナスだわ!!!

1セット目ラストで照朝が初の思いどおりに動かないシーンとか3セット目ラストの「逃げたな照朝」はカットするのに、3セット目の原作セリフ「ナシはお前から取る」「一番高い点はお前から取る」に変更して、いやいや高いのはリンゴですがなってツッコミどころ作っちゃうのホントナンセンス

変えるなら初が力技で照朝の手牌を覗こうとしたシーンとか変えて欲しかったな~。原作読んでてそれありなん?と思ったシーンの一つだし、今回のゲームで一番変える余地があった部分だと思う

キャラの深堀が出来てない

ずっっっっっと感じてんだけど、このドラマは単純に「原作」「自分の書いた脚本」の読み込みが足りてないよね…

原作で登場人物が「何でそのセリフを言ったのか?」を考えずそのままドラマに使っちゃってんだろうなーといった感じ…。メーブ先生がツッコんでたイエスマン・シープのくだりとか、五印一当の責任うんぬんのくだりとか、(ついでに宮ノ内の暴走とか)キャラの深掘りをした上ででセリフを作ってるとは思えないもの…

ドラマは話ごとに脚本が違ったりするから整合性をとるのが大変なんだろうけど、展開的に言うハズがないことや、設定を変えた結果使えないハズのセリフは把握したうえで作ってほしいな

原作との比較

ここから先はドラマ7話と原作を比較し、差異について語っていきます

原作の内容を大きくネタバレするつもりはありませんが、原作漫画の設定に触れていくので、原作未読完全ネタバレナシで読みたい方はご注意下さい。ちなみに「籠球果実」は10巻~12巻収録です!

伊達俊一郎の設定

伊達さんは伊達さんだったなー

人間観察のためなら他人を破滅に追いやってもかまわないっつう倫理の欠如っぷりと、初の困惑する顔を見てジュルジュルするとんでもない紳士っぷり!!嫌いだけど大好きだ!!!

目に見える変更は年齢設定くらい。小さな変更点を上げるなら、最終セットで盗聴器のアシストをしたところかな

100%の力を出し切った初が負けた時の表情を見たいっていう欲があった原作伊達は、負けた理由が自分のせいになる可能性が出る策の献上はしないけど、ドラマ版はそこまで人間観察に力を入れてなかったね

まあ原作のほど初のプライドが高くなさそうだから、伊達の興味もそこまでなかったっけだけかも

籠球果実

ルールは一緒だけどポイントの取り方がビミョーに違ったな

「裏の裏の裏」まで読んで照朝がポイントゲット!となってた部分「裏の裏」までしか読めず初のポイントになってた感じ

複雑な読み合いを悉くカットしてたからわかりやすくはあったけどちょい物足りなかったな~

籠球果実は読み応えあるので是非原作も楽しんでほしい!!

メーブさん原作作品

コメント

タイトルとURLをコピーしました