『コントが始まる』第5話 ネタバレ考察感想 コント『カラオケボックス』と現実の伏線についても考察。

ドラマ

こんにちは。サンチョです!

今回のナレーション担当は「つむぎ」「瞬太」

つむぎのナレーションは自分について。
瞬太のナレーション回想は自分が加入した5年間について。

マクベスの解散決定に中浜家も解散ととても暗い回でしたね…。
ドラマを見る前の印象とはかけ離れすぎている…。

下記リンクから『コントが始まる』の他の回の感想記事一覧も見れます。
ご興味ある方は是非ご確認下さい!

この記事は『コントが始まる カラオケボックス』のネタバレが含まれます。
未鑑賞の方はお気をつけ下さい。

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コントが始まる 基本情報

『プロポーズ大作戦』や『俺の話は長い』などを手掛けた、金子茂樹によるオリジナル脚本の連続ドラマ。

あらすじ

つむぎ「努力してなんにも結果が出なかったときのことばかり想像して、一歩も動けなくなった……」 瞬太「ボクが「マクベス」に入れて貰ってからの5年間は、楽しい思い出ばかりだった……」 コント『カラオケボックス』。ステージに現れる中年カップル役の瞬太(神木隆之介)と潤平(仲野太賀)。そして、カラオケ店員役の春斗(菅田将暉)。制限時間を告げる店員の前で、中年カップルは『延長』をめぐって揉めだして……。マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まる―――
20代後半。それは一つの決断の瞬間でもある。様々な現実と夢との境界線。「変わる」ということには勇気とそして恐怖が伴うことは分かっている。マクベスと中浜姉妹、それぞれの現状を維持すべく「延長」を続けた果てにこの日下す決断とは!?5人の生き様が大きくうごめき始める必見の第5話。一度でも夢を目指したことのある人、夢を抱いたことのある人、そして誰かと大切な時間を過ごした経験のある全ての人に突き刺さる、共感の物語が今始まる

引用:日本テレビ コントが始まる公式サイトより

主題歌 – あいみょん『愛を知るまでは』

引用) YouTube あいみょん公式アカウントより

主題歌はあいみょんさんの『愛を知るまでは』。
CDの発売日は5月26日予定です。下記からAmazonさんで予約出来ます。

STAFF/CAST

CAST
STAFF

登場人物

高岩春斗

お笑いトリオ「マクベス」のメンバー。マクベスを続けてみようと考えている

朝吹瞬太

お笑いトリオ「マクベス」のメンバー。マクベスは続けたいが発起人の2人を尊重する覚悟

美濃輪潤平

お笑いトリオ「マクベス」のメンバー。マクベスとして活動に限界を感じている

中浜里穂子

ファミレス「メイクシラーズ」の店員。週に一度、ファミレスに訪れる「マクベス」に興味を持つ。

中浜つむぎ

里穂子の妹でスナック「アイビス」の従業員。

楠木実籾

マクベスのマネージャー

小林勇馬

マクベスメンバーの同級生で奈津美の元カレ。現在は社長

コントが始まる ネタバレ感想

まずは細かな感想から。

①仕事をしてない籾木マネージャー
ビックリするほどマクベスを放任してる…。
営業についていかないって本社に怒られるだろ…。
初登場時は無気力ながらも有能そうな感じ出てたんだけどね
可能性を感じてるとか何を持って言ってるんだろ??

②潤平の限界
「面白くない」と言われバカにされ続けることに限界を感じていたんですね。
後輩岡部の上司たちの態度はあからさますぎてうざかったけど、恩田店長から昔は面白かったんだとか言われるのも結構しんどかったんだろうな…。
回想以外でほとんど笑顔がなく、見ていてキツかった…。

③瞬太の目指してる所
春斗潤平からはコント師としてのプライドを感じますが瞬太からはあまり感じません。
コントを楽しむというよりかは、3人での青春を楽しんでおり、3人で同じ方向を見れるのであれば、別にコントじゃなくてもいい感じがします。
この感覚が悪い方向に転がらなければいいのですが…。

④中浜家の解散
里穂子が弱みを見せることはあれど、つむぎが弱みを見せることが結局ありませんでした。
こんなに弱ってる自分を見捨てるなんて信じられないと里穂子は言っていましたが、どちらかといえば色々ため込んでいそうなつむぎのほうが心配ですね。

先輩マッカランとマクベス

梅木「これ以上続けんの怖いんだよ」
千葉「俺に任せておけばいいんだよ」
梅木「辞めるの怖いだけだろ」
千葉「いま辞めたら続けてきたこと全部無駄になるんだぞ」

潤平「これ以上続けんの怖いんだよ」
春斗「大丈夫だよ。このまま笑いもんになったまま終われんのかよ」
潤平「いま辞めたら、やってきたことが失敗だったって認めちゃうのが怖いんだろ」

ああなったら終わりと自分たちが言っていたマッカランと見事に同じ道を辿っていましたね。
会話してるところをあまり見るなと周りが注意されていたところまで一緒でした。

マッカランとマクベスが重なったという発言が「自分たちはもうダメ」という決定打になってしまうのがなんとも悲しいですね。

悠馬とマクベス

悠馬の話はマクベスとしてはかなり美味しい話ではあったのですが、春斗の言う通り間違いなく同情でした。

「商品売りたいなら…俺たちじゃないもん…」

この言葉の通りで、認知度がなければ当然宣伝効果も薄いです。
これを春斗が自分で言わなければいけないところが辛いところですね。

自覚はなかったのでしょうが悠馬にはかなりの余裕が見られました。
奈津美のことも仕事のことも。

まあそりゃそうでしょ。人生が成功してるんだから。

成功の兆しが見えていない時は、ひたむきな者に嫉妬し失敗を願い、成功したらひたむきな者を哀れに思い手を差し伸べたくなる

悠馬のマクベスに手を差し伸べた優しさが間違っているわけではありませんが、同級生だからこそ、春斗のプライドを刺激してしまったのでしょうね。

関係が対等ではないから仕事は受けないと断った春斗。
対等になり、仕事を受ける時は来るのでしょうか?

春斗と里穂子の会話

努力が報われるのかとは夢を追う上では大事なテーマですね。

僕は別に報われるとは限らない派なので、春斗曰く「報われた経験のほうが少ない」のかな?

これは何をもって報われたとするかも大事ですよね。
春斗にとって報われるとは「マクベスとして売れること」

約10年も努力を続けているのであれば報われている人も多いでしょうが、芸人はかなり難しい道でしょう。それこそ錦鯉の長谷川さんなんて芸歴20年を超えてのブレイクですからね。

目標が実ることを報われたとするのであれば、マクベスは報われないが今のところの答えになっちゃいます
ですが里穂子の言う通り、「過去の努力が別方向で意味を成す」ことはあるでしょう。

これを報われたと捉えるか否かが、今回の里穂子のアンサーなんじゃないですかね?

後このシーンはセリフ回しがとても素晴らしかったと思います。

春「変なこと聞いてもいいですか」
里「質問の内容によります」

里「笑わないで聞いてもらえますか?」
春「話の内容によります」

春「前から思ってたんですけど結構話長いですよね」
里「前から思ってましたけど、私の事、見下してますよね?」

似た台詞が出ることで耳に残ると共に、二人の関係性が近づいていることがわかる。
暗い話をしているけど暗い気持ちにならずに済む素晴らしい演出でした。

コント『カラオケボックス』の伏線

まず冒頭のコント。
別れるかどうか決められない不倫関係の男女は、解散を決められないマクベスを。
そしてカラオケボックスの延長その答えの先延ばしを暗示していましたね…。
もう不穏な気配しかしなかった…。
「もうちょっと待ってくれ」という台詞は、春斗が籾木マネージャーに電話でよく言っている台詞にしか聞こえなかったもの…。

そしてラスト
24時間営業の店とは3人での生活を。
そして店を畳むとはマクベスの解散を暗示していました…。

「ずっと辞めたかった」とは今回の潤平の台詞の回収なのか、春斗も実は辞めたかったけど失敗を認めるのが怖かったから続けていたという意味なのか…

「辞めることがすべてネガティブなこととは限りませんから」

今のところ正直ネガティブなことにしか映りません…。
この台詞は今回というよりかは今後に刺さってきそうな台詞ですね。

今後語られる可能性のあるストーリー一覧

・美濃輪潤平 … 実家の酒屋を継ぐ予定の姉夫妻について
・朝吹瞬太  … いつ金髪に? 
・中浜里穂子 … 前職に努めていた頃について

・中浜里穂子 … 元彼
・中浜つむぎ … ずっと暗黒時代とは?

・中浜つむぎ … スナック「アイビス」で働き始めた理由
・中浜つむぎ … スナック「アイビス」を辞めるのか

最後に

マクベスの話としては最もどん底に近い話でした。
というかこれ以上辛い話はさすがに辞めてほしい😢

中浜姉妹の闇はまだこれからって感じですね。
面白いけど暗い。コントのような明るい話をクレ!!!!!

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