『ジャンヌの裁き』第1話 ネタバレ考察感想 検察委員会に選ばれた法律素人!悩む主人公が決める決断とは??現実の検察委員会についても説明!!

ドラマ

こんにちは。サンチョです!

下記リンクから『ジャンヌの裁き』の他の回の感想記事一覧も見れます。
ご興味ある方は是非ご確認下さい!

この記事は『ジャンヌの裁き 第1話』のネタバレが含まれます。
未鑑賞の方はお気をつけ下さい。

CAUTION

※本作品の配信情報は2024年2月17日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはホームページもしくはアプリをご確認ください。

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ジャンヌの裁き 基本情報

玉木宏さん主演、テレビ東京ドラマ8で放送されています

検察官による不起訴処分の当否を審査する「検察審査会」をテーマにしたリーガルエンターテインメントドラマです

原作は存在しない、泉澤陽子さん・大北はるかさん・いとう菜のはさんらによるオリジナル脚本となっています!

あらすじ

そこそこ人気な少女漫画家“さんぷう・みなみ”。その正体はちょっと優柔不断なシングルファーザー越前剛太郎。そんな剛太郎のもとに、裁判所から検察審査員に任命されたとの通知書が届く。日本国民からランダムに選ばれた検察審査員11人の役割は検察による不起訴処分の審議。当初は面倒ごとに巻き込まれた程度の軽い気持ちで参加してた剛太郎と審査員たちだったが、不起訴事案の真実に触れることで、徐々に司法の闇と向き合っていく。圧倒的≪強者≫である検察に、≪弱者≫である一般人の寄せ集め=検察審査会メンバーがジャンヌ・ダルクが革命を起こしたように立ち向かい、事件に隠された巨悪の存在に迫っていく痛快なエンタメ司法ドラマ!

引用:TVer ジャンヌの裁き サイトページより

ケツメイシ『We GO』

引用) YouTube ケツメイシ公式チャンネルより

主題歌はケツメイシのWe GO
この曲は1/31に発売されたケツメイシのアルバム「ケツノポリス13」に収録されています!

STAFF/CAST

CAST
STAFF
  • 演出 : 西浦正記 (その他の作品)
  • 脚本 : 泉澤陽子 (その他の作品)
  • 音楽 : 中村佳紀
  • プロデュース : 濱谷晃一
  • 主題歌 : ケツメイシ「We GO」

登場人物

越前剛太郎

ペンネーム「さんぷうみなみ」で『君はメロンか甘夏か」を連載している少女漫画家。検察委員会に選ばれ、検察委員会長として申し立てのあった事件を追う

近藤ふみ

弁護士。検察委員会の見学をしながら申し立て内容の動向を見守る

寿就一

刑事。越前剛太郎の小学校の時の同級生

草壁佐和子

新聞記者。越前剛太郎の元妻

越前幸

越前剛太郎の長女

越前賢太郎

越前剛太郎の長男

桧山卯之助

東京地検特捜部長

塩川学

東京地検特捜部事務官。桧山の部下

神田達也

検察審査会の審査補助員。M.G.M法律事務所の弁護士

甲野美弥

検察審査員。「お高くとまったペルシャねこ」

高森健一

検察審査員。「みんなに良い顔するコウモリ」

根津信也

検察審査員。何かを決めるのが苦手。「いつも何かに怯えてるネズミ」

蛇塚保

検察審査員。「陰険な目をした蛇」

神山わこ

検察審査員に選ばれた看護師。「キャンキャン良く吠える犬」

豹谷誠

検察審査員。「セクシーパンサー!」

虎本守

検察審査員に選ばれた阪神ファン。「たてじま!よこしま!タイガース!」

兎川うさ美

検察審査員。「ぴょんぴょん!アメちゃん!にんじんジュース!」

鳥井千加子

検察審査員。「自称大女優!?」

馬木志摩夫

検察審査員。「ウェーイ!ウェーイ!」

小泉花

検察審査会で書記をしている事務

矢島勝利

東京第一検察審査会事務局総務部の職員

若林沙織

新宿区サラリーマン暴行事件の不服申立人。被害者の妻

若林省吾

新宿区サラリーマン暴行事件の被害者。事件で死亡している

長谷亮介

新宿区サラリーマン暴行事件の目撃者。事件が不起訴となる重要証言をしている

重森拓斗

新宿区サラリーマン暴行事件の加害者。正当防衛で不起訴処分となっている

第1話 ネタバレ感想

検察委員会について

「警察」「弁護士」「検察」「裁判官」「裁判員制度」、と法律や事件を取り上げたリーガルドラマはいくつも観てきましたが、恥ずかしいことに検察委員会という制度についではこのドラマで初めて知りました

ドラマでも説明されていましたが、検察委員会とは

「国民の中から無作為に選ばれた11人の一般国民で、検察官の不起訴処分当否を審査するもの」

とのことです。裁判員制度以外にも一般人が法律世界に足を踏み入れる機会があったのですね~。勉強になりました!!

昭和24年から令和元年までに通された検察委員会への申立ての数は約17万7000人。その中から起訴相当・不起訴不当と議決されたのは約20000人で、さらにその中から起訴され有罪判決を受けた者約1400人とのこと(引用:令和2年版 犯罪白書)/p>

申立てしてから有罪になる確率は1%未満とはなっていますが、検察委員会がなければ見逃されていた罪が1400もあると思うと恐ろしいですね…。よくドラマで「日本の刑事事件における裁判有罪率は99.9%だ」なんて説明がありますが、99.9%の裏側を観た気分です…

ドラマだから楽しく観れてますが、どの議決をしても誰かしらのこれからの人生を左右しそうですし、検察委員会に選考されたくはないかな…。質問票が届いたときは慎重に返答するようにしよ

再審査になったらマズイ案件

桧山検事が清々しいほど嫌味なやつとして描かれており、今後このドラマではどんな対立構造が作られていくのかわかりやすかったですね~。「桧山検事がお通りです。道を空けて下さい」ってどんだけふんぞり返ってるんだよお前は!!

検察官らの1話での出番はあまり多くありませんでしたが、気になるのは塩川が「再審査になったらマズイ」といいながら手渡してきた1枚の記事

『本当の真実を知りたい… 家族を奪われた遺族が街頭で署名活動』という見出しとなっており、刑法第199条というメモ書き付箋がその記事に張ってありました

刑法第199条の条項は殺人について。ラストにこの記事をみて近藤弁護士も苦い顔をしていましたし、ドラマの最後の方に取り上げられる事件となりそうですね

新宿区サラリーマン暴行事件

この回は「検察委員会についての説明」「主人公の人物像についての紹介」「弁護士・検事・検察委員会メンバーの顔見せ」がメインとなる回だったので事件自体にはそこまで力が入ってなかったようにみえました

目撃者のつくウソがバレバレすぎて…。苗字は一緒だけど、加害者と自分のとこの社長は関係ないというウソを法曹機関でするのは無理あるでしょ…。調べれば一発でわかるし調べるに決まってんじゃん

悩む主人公・越前剛太郎

検察委員会において言えば、人の人生を左右するかもしれない決断を下さなければいけないんですから悩んで当たり前ですが、そもそもこのキャラクターのテーマが「悩み決断する」ことにありそうですね

越前剛太郎が書いている漫画「君はメロンか甘夏か」の主人公も誰を選ぶか悩むところがマンネリとなっているみたいですし、悩みがちな作者の性格が漫画の主人公に反映されているんでしょう

剛太郎の性格の改善が、漫画のマンネリの改善に繋がっていくハッピーエンドとなっていく気がします!!

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