『珈琲いかがでしょう』 第7話 ネタバレ考察感想 変わった青山と変わってしまったぼっちゃん。手袋の伏線もとうとう回収!!

ドラマ

こんにちは。サンチョです!

下記リンクから『珈琲いかがでしょう』の他の回の感想記事一覧も見れます。
ご興味ある方は是非ご確認下さい!

この記事は『珈琲いかがでしょう』のネタバレが含まれます。
未鑑賞の方はお気をつけ下さい。

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珈琲いかがでしょう 基本情報

原作は2014-2015年に『WEBコミック EDEN』で連載されていたコナリミサトさんの『珈琲いかがでしょう』。
2018年にはアプリ「アニメビーンズ」にてアニメが配信されている。

あらすじ

「ぼっちゃん珈琲」
青山一(中村倫也)は、ようやくたこ(光石研)の親戚宅の前にたどり着くが、あと一歩のところでぼっちゃん(宮世琉弥)に拘束されてしまう。ワゴン車に連れ込まれ、夕張(鶴見辰吾)の運転でどこかへ移動中、ぼっちゃんは青山が面倒を見てくれた幼い頃のことを振り返り始める。 当時10歳だったぼっちゃん(長野蒼大)の面倒を見ることになった青山は、ぼっちゃんが学校でいじめられていることに気づく。給食に出てくるコーヒー牛乳もいつも取り上げられてしまい、一度も飲んだことがないという。父親がヤクザの二代目(内田朝陽)であることを武器にすればと助言するが、ぼっちゃんはヤクザが大嫌いだと一蹴。自分の力でクラスの底辺から脱出するため、いつかコーヒー牛乳を飲むため、毎日苦手な逆上がりの自主練をしていた。そんなぼっちゃんの覚悟を知った青山は、逆上がりの練習に付き合うように。さらに組の抗争によって連れ去られそうになった時には颯爽と救い出し、眠れない夜にはコンデンスミルクをたっぷり入れたコーヒー牛乳で喜ばせた。次第にぼっちゃんにとって、二代目がかまってくれない寂しさを埋めてくれる青山が、強くてかっこいいキャラクター“とらモン”のような存在となっていく。「ずっとそばにいる」という約束も交わすが、その直後、約束を裏切る出来事が起きる――。

引用:テレビ東京 珈琲いかがでしょう公式サイトより

OP主題歌 – 小沢健二『エル・フエゴ(ザ・炎)』

ED主題歌 – Nulbarich『CHAIN』

引用) YouTube Nulbarich公式アカウントより

原作 – コナリミサト『珈琲いかがでしょう』

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STAFF/CAST

CAST

ぼっちゃん役は宮世琉弥さん。
「青のSP―学校内警察・嶋田隆平―」にも出演しており、これからが楽しみな高校生です。

夕張役は鶴見辰吾さん。
名バイプレーヤーのお一人ですね。出番は少なめですが最終回はどう活躍されるのか楽しみです。

STAFF
  • 原作 : コナリミサト「珈琲いかがでしょう」
  • 監督 : 小路紘史
  • 脚本 : 荻上直子
  • 協力 : 猿田彦珈琲
  • 珈琲カーデザイン : 富田麻友美 (その他作品)
  • 音楽 : HAKASE-SUN
  • OP主題歌 : 小沢健二 「エル・フエゴ(ザ・炎)」
  • ED主題歌 : Nulbarich 「CHAIN」

登場人物

青山一

移動珈琲屋「タコ珈琲」の店主。

杉三平

通称「ぺい」。何者かの依頼で青山の足取りを追う。

垣根志麻

丁寧かつ誠実な仕事が売り。同じく丁寧で誠実な青山の珈琲を気に入る

ぼっちゃん

泥龍会三代目。青山のことを「とらもん」と呼び、所在を追っていた

夕張

泥龍会幹部。ぼっちゃんの世話を青山に任す

二代目

ぼっちゃんの父親。すでに亡くなっている

ぼっちゃん珈琲 ネタバレ感想

変わった青山と変わってしまったぼっちゃん

たこさんと出会い失い、良い方向に変わった青山
青山と出会い失い、悪い方向に変わったぼっちゃん

前回、たこさんちょっとしたきっかけで人は変わるという話をしていました。

青山がその良い例を表現したとするのであれば、ぼっちゃんはその悪い例。

両者は対照的に描かれていましたね。

「おかわりなくて何よりです」と挨拶する青山に対し、

「僕は変わっちゃった」と返答したぼっちゃん。

『変わった』でなく、『変わっちゃった』なのが良いですね。

正義感を失い、歪んだことをしっかり認識したうえで、悪をやっている部分に深い闇を感じます。

とらもんを失ったことが明確なポイントではありましたが、とらもんに執着し始めたあたりから徐々に変わっていました

出会ったときは、組の権力でのし上がることを俗悪としており、欲しいものは自分の力で手に入れると誓っていたぼっちゃん

しかしとらもんが堅気になるという噂を聞いたとき、とらもんを縛るために指切りの計の話をします。
冗談のつもりでもあったのでしょうが、これは自信の権力を理解した上での台詞
この時から、欲しいものを手元に置くために、権力を使う癖がつきはじめてしまったのでしょう。

友との友情も家族からの愛情も知らずに育ち、大切に思っていた青山・父も失い、様々なきっかけが重なって権力を使う快感を覚えてしまった幼いぼっちゃん

3代目に就任し叱るものも現れなくなり、ずぶずぶの闇に捕らわれていることを理解しながらも、抜け出せなくなったのが今の姿。

きっかけがあればこうなることもなかったのかと思えば同情できますが、青山への執着っぷりが気持ち悪く、良い感じに同情しづらいキャラクターになっていますね。

青山の名前

金髪時代の青山さんには名前がなかったのですね。
たしかに今思い返せば過去編のときは名前は出てきてなかったように思えます。

ぺい「兄貴」呼び。
たこさん「若者」「あんた」と呼んでいました。

記憶の限りですが、現代になってからも、昔の関係者は「青山」呼びをしてなかったかもしれないです。
第4話で花菱は追っている相手のことを「例の男」とかもったいぶった言い方をしていましたし、ゴンザ「あんた」と呼んでいました。

過去に使っていた偽名は
「小島」「金森」「萬田」
「小川」「西田」
「まにゅら?」「おとひめ」

今の名とは関係のない名ばかりですが、「青山一」を名乗るきっかけなどはあったのでしょうか?

後一話で語られるかは不明ですが気になるポイントです!

ついでにぼっちゃんの名乗りもキャンセルされていましたが、しっかり名前がわかるタイミングがあるるんですかね?
敵対する組の名前は出てきても、自身の組の名前は出てきていないので、姓名ともに不明のままです。

手袋の伏線

第一話から食事中であろうと決して外すことのなかった右手の手袋
外さなかった理由はケジメとして薬指と小指を詰めていたからでした…。

青山さんの正体が明かされるにつれて詰めたんだろうなとは思っていましたが、子供との約束を律儀に守った結果だとは思いませんでした。

ぼっちゃんぺいの台詞からは、逃げるように組を辞めたように見受けられましたが、実態としてはしっかり2代目と話を通しケジメをつけていたのですね。

そうなると組を辞める際に金を横領したという話も、どこか食い違いがありそうです。

珈琲版ロシアンルーレット

この回の見所が沢山つまったシーンでした!!!
ここのシーンだけ何回も見た!!!

まずは焦りに焦った青山さん
丁寧な口調こそ崩れていませんでしたが、早口で「オツム弱いんですか?」と煽る姿はいつもの余裕が崩れており、少し昔が戻っていました。

そして珈琲を飲んじゃった垣根ぺい
垣根さんは完全にイカれてましたね(。-∀-)

優先順位が「青山の珈琲 > 自分の命」

「サイコパスなの?」と驚くぼっちゃんの気持ちが良くわかります…。

ぺいぺい煽られたから気づいたら飲んじゃってたというおバカさ。
珈琲を飲んでいつも通り苦そうにした後、「あたりーーー!」と喜ぶ姿には愛らしさすら感じます…。

最初に二人に珈琲を選ばせた挙句、残った一杯を飲まないところにぼっちゃんの捻じ曲がってしまった性格がにじみ出ていましたね。

登場した珈琲

コーヒー牛乳
ぼっちゃんが自身の力で勝ち取りたいと願い、そして勝ち取れなかったもの。
劇中ではとらもんコンデンスミルク(練乳)たっぷりのコーヒー牛乳を振舞っていました。

ウインナーコーヒー
実物は出てきませんでしたが話題だけは出てきました。
ホイップクリームが乗ったコーヒーです。(決してソーセージが乗ったマズそうな珈琲ではありません。)
名前の由来は「ウィーン風の珈琲」
ウインナーコーヒーという名前は、日本のみの通称であり、本場では「アインシュペンナー」と呼ばれるそうです。

最後に

しっかり次の回にも生きるセリフを発していることが多く、見れば見るほど深みにはまってしまうドラマですね。
次で最終回なのが寂しいですが、青山さんの想いが報われる瞬間を楽しみに待っています!!


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