映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影』 ネタバレ感想! サスペンス色強めのストーリー!ジンは失態続きすぎ…?

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こんにちは。コナン好きのサンチョです。

この記事は『名探偵コナン 黒鉄の魚影-サブマリン』のネタバレが含まれます。
未鑑賞の方はお気をつけ下さい。

下記リンクから『劇場版 名探偵コナン』の感想記事一覧も見れます。
ご興味ある方は是非ご確認下さい!

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『名探偵コナン 黒鉄の魚影-サブマリン』 基本情報

劇場版名探偵コナン26作目。
劇場公開日は2023年4月15日
キャッチコピーは「死ぬな、灰原──」
「絶体絶命の海洋頂上決戦(オーシャンバトルロイヤル) ミステリーついに開戦──」
など

あらすじ

引用)YouTube 東宝MOVIEチャンネルより

東京・八丈島近海に建設された、世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設『パシフィック・ブイ』。本格稼働に向けて、ヨーロッパの警察組織・ユーロポールが管轄するネットワークと接続するため、世界各国のエンジニアが集結。そこでは顔認証システムを応用した、とある『新技術』のテストも進められていた――。一方、園子の招待で八丈島にホエールウォッチングに来ていたコナン達少年探偵団。するとコナンのもとへ沖矢昴(赤井秀一)から、ユーロポールの職員がドイツでジンに殺害された、という一本の電話が。不穏に思ったコナンは、『パシフィック・ブイ』の警備に向かっていた黒田兵衛ら警視庁関係者が乗る警備艇に忍び込み、施設内に潜入。すると、システム稼働に向け着々と準備が進められている施設内で、ひとりの女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生…!さらに彼女が持っていた、ある情報を記すUSBが組織の手に渡ってしまう…。海中で不気味に唸るスクリュー音。そして八丈島に宿泊していた灰原のもとにも、黒い影が忍び寄り…

引用:劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』 公式サイトより

原作 – 青山剛昌『名探偵コナン』

主題歌 – スピッツ『美しい鰭』

引用)スピッツ OFFICIAL YouTube CHANNELより

STAFF/CAST

CAST
STAFF
  • 原作 : 青山剛昌
  • 監督 : 立川譲
  • 脚本 : 櫻井武晴
  • 総作画監督 : 須藤昌朋
  • 音楽 : 菅野祐悟
  • 主題歌 : スピッツ『美しい鰭』

登場人物

江戸川コナン

迷宮なしの名探偵。正体は高校生探偵の工藤新一。拉致された榛原と直美を救うため黒の組織を追う

灰原哀

元黒の組織の一員でコードネームはシェリー。老若認証システムにて存在が生きていることがばれ拉致される。本名は宮野志保

阿笠博士

コナンや灰原の正体を知っている発明家。子供になった灰原哀の保護者をしている。ホエールウォッチングのため子供たちと八丈島に訪れ事件に巻き込まれる

毛利蘭

工藤新一の幼馴染で彼女。灰原拉致の現場に居合わせ、黒の組織と対峙する

水無怜奈

「キール」のコードネームで黒の組織に潜入しているCIAの諜報員で本名は本堂瑛海。ピンガのフォローのため八丈島に向かう

安室透

「バーボン」のコードネームで黒の組織に潜入している公安警察捜査官で本名は降谷零。黒の組織の一員としてパシフィック・ブイに潜入し直美・アルジェントを拉致する

ジン

黒の組織のメンバーで工藤新一を襲った張本人。シェリー生存の報告を受け八丈島に向かう

ベルモット

黒の組織のメンバーで変装の達人。パシフィック・ブイに潜入し直美・アルジェントを拉致する

ウォッカ

真黒の組織のメンバーでジンの右腕。ピンガと共に灰原を拉致する

ピンガ

コーンロウの髪型が特徴のラムの右腕。フランクフルトにあるネットワークセンターに侵入した

牧野洋輔

インターポールの海洋施設・パシフィック・ブイの局長。エンジニアらと共に世界中の防犯システムを監視するシステムを作る

直美・アルジェント

パシフィック・ブイのエンジニア。若いころの顔写真から現在の顔をAIで作成する「老若認証システム」を開発した

レオンハルト

ドイツ出身のエンジニア。

エド

インド出身のエンジニア。

グレース

フランス出身の女性エンジニア。

『名探偵コナン 黒鉄の魚影』 ネタバレ感想

息をつく暇ない緊張感あるストーリー

今作は要素要素に黒の組織の暗躍があったことで、コナン映画の中でも随一の緊迫感あるお話となっていました。冒頭のニーナ殺害から始まり、直美の拉致・灰原の拉致・マリオの狙撃・魚雷発射と、黒の組織の非情さが際立つシーンが多く、息を呑む展開がいくつもあったことで、1つのサスペンス映画として、基本的には誰でも楽しむことが出来る作品だったと思います。(さすがに既存の登場人物が多すぎなのでまったく知らない人はついていけないでしょうが…)

特にFBIやら警察やらなわけではない一般人の直美が、黒の組織により追い込まれまくる姿は衝撃でした。拉致されただけじゃなく、平和のために作ったシステムが悪に利用され、親まで巻き込む形となった彼女を見ているのは辛かったです…。一般人が「悪」に絡まれたらどうなるかがよく表現されており、いい意味で気分が悪かった…。

もちろん最後がハッピーエンドで終わるのはわかっているのですが、ニーナ殺害とマリオ狙撃のインパクトが強すぎて、主要人物も大きなケガくらいするのではないかと、油断ならない気持ちでハラハラしながら見続けることができる作品でした!

ヒロイン灰原

「灰原自身が江戸川コナンのことをどう思ってるか」
読者(視聴者)的にはバレバレですが、灰原がモノローグ含めについてしっかり言及することは今までありませんでした(多分…)。そのため人工呼吸(キス)に実は狼狽えていた灰原は非常に珍しく、この映画の一つの肝となるシーンだったと思います。

個人的に「新一には蘭」だと思っています。ですが、灰原の誰にも教えない秘めたる思いというのも大好きですし、「コナンの相棒・灰原哀」はメチャクチャ好きです。
キスしたという事実は灰原以外誰も知らない。でも蘭へのケジメのためか間接キスでキスを返すというシーンは、灰原が一歩引いているということが伝わりますし、多くの人が納得できるものだったんではないでしょうか。

哀の保護者・博士

今作の博士はメチャクチャかっこよかった…!!
灰原のためであれば命をかける覚悟を持っているのが伝わりましたし、彼女が拉致されてしまった際の涙にはコチラも涙してしまいました…。シリアス展開の時、博士は裏側の支援に回っていることが多いので、前線で動く博士は珍しく、それがスパイスとなりさらにカッコよく感じました!

物語の都合で無能にされたジンのアニキ…

今作のジンは正直失敗が多すぎです…。

まず第一に潜水艦を浮上させたこと。灰原&直美が逃げるきっかけを作ったのはジンのアニキです。シェリーを自分の眼で確認するとかワガママを言ったばかりに潜水艦の位置がバレ、最終的に潜水艦をシルバーバレットにドーンされました…。

そして老若認証システムをクソシステム扱いしたこと。メタ的にコナンと灰原の正体に繋がる老若認証システムを残しておくわけにはいかないのはわかりますけど、まさか「クソシステムが!!」とか言いながらジンが壊しに行くとは思いませんでした…。

魚雷について懇切丁寧に説明してくれるウォッカにも感じましたが、ジンは物語の展開する上での犠牲になったキャラクターでしたね。

グレースの声優さん

グレースとピンガの声優さんが同じであるということに視聴後一番驚きました(笑)。グレースとピンガは別の声優さんを使ってわからないようにしているんだと思っていたのですがまさか一緒だったとは…。グレースは女性にしか聞こえなったんだけど声優さんは凄いですね!僕はあまり声優さんには詳しくないのでわからなかったですが、ある程度知っている人は「グレース=ピンガ」だと声で分かったのかな?

評価

評価: 4.0 面白かった!オススメできる
評価軸

☆5 最高!万人にオススメ!!
☆4 面白かった!オススメできる
☆3 満足。
☆2 微妙…。
☆1 好みではない

いつもよりもキャラクター成分弱めでかつハラハラが止まらない楽しい映画でした!脚本の都合でキャラクターが動かされてる感さえ拭うことが出来ていれば最高だったな~。

最後に

前々作(緋色の弾丸)の感想でも書いたのですが、そろそろ小五郎の活躍が見たい!!

久々に『眠りの小五郎』の推理ショーを拝めましたが、活躍度でいうとおまけ程度…。次回作は服部vsキッドなので小五郎の活躍は見込めなさそう…。

28作目には毛利小五郎をメインに据えた映画をお願いします!!!

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