『コントが始まる』第3話 ネタバレ考察感想 コント『奇跡の水』。「どんなに俺を説得しても無駄だ」という台詞に込められたメッセージとは?

ドラマ

こんにちは。サンチョです!

第2話では潤平の恋人が登場し、今回は春斗の家族と潤平の母親が登場。
少しずつ、メインキャラクターの関係者が増えていってますね!

下記リンクから『コントが始まる』の他の回の感想記事一覧も見れます。
ご興味ある方は是非ご確認下さい!

この記事は『コントが始まる 3話 奇跡の水』のネタバレが含まれます。
未鑑賞の方はお気をつけ下さい。

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コントが始まる 3話 基本情報

『プロポーズ大作戦』や『俺の話は長い』などを手掛けた、金子茂樹によるオリジナル脚本の連続ドラマ。

あらすじ

つむぎ「ウチのお姉ちゃんはヤバい。それもかなり……」 春斗「危うさで言ったらウチの兄貴の方が断然上だ」 コント『奇跡の水』。明転した舞台に現れたのは兄弟を演じる春斗(菅田将暉)と潤平(仲野太賀)、そして謎の男を演じる瞬太(神木隆之介)。誰が見ても怪しさ全開の水を崇拝する兄とそれを説得する弟をテーマにした、マクベスのとりとめのないコントの『前フリ』が始まる―――。問題を抱える二つの兄弟関係。交わるはずのない2組の関係性にはある一つの「秘められた共通性」が存在していた。孤独に陥りやすい現代にだからこそ届けられる想いが詰まった第3話。危うい兄弟のお話は、またしても想像をしていなかった笑顔あふれるクライマックスへとつながっていく!

引用:日本テレビ コントが始まる公式サイトより

主題歌 – あいみょん『愛を知るまでは』

引用) YouTube あいみょん公式アカウントより

主題歌はあいみょんさんの『愛を知るまでは』。
CDの発売日は5月26日予定です。下記からAmazonさんで予約出来ます。

STAFF/CAST

CAST
STAFF

登場人物

高岩春斗

お笑いトリオ「マクベス」のメンバー。優秀だった兄がいる。

朝吹瞬太

お笑いトリオ「マクベス」のメンバー。父は27の時に他界している。

美濃輪潤平

お笑いトリオ「マクベス」のメンバー。実家は酒屋。

中浜里穂子

ファミレス「メイクシラーズ」の店員。1年半前に仕事を辞め、妹が会いにくるまで1か月間引きこもっていた。

中浜つむぎ

里穂子の妹でスナック「アイビス」の従業員。1年半前、連絡がとれない姉を心配し自宅を訪れた後、一緒に暮らしている

高岩俊春

春斗の兄。優秀で円満な生活を送っていたがマルチ商法にはまり今は引きこもりとなっている。

コントが始まる 3話 ネタバレ感想

今回のナレーション担当は「つむぎ」「春斗」
現在絶賛引きこもり中である兄を心配する春斗と、一時期引きこもりになってしまった姉を心配するつむぎという似た境遇の二人で1話が構成されていましたね。

とりあえず、まずは細かいことの感想をチラホラとしていきます。

①金魚の名前
金魚に人の名前をつけちゃう里穂子はヤバすぎるでしょ!!
今後中浜家に訪れたマクベスが金魚の名前を知る時はくるのかな?
普通にドン引きしそう…。

②真壁先生
卒業後10年も立っているのに気軽に電話が出来て飲みにもいける関係性は羨ましいですね。
飲みに行きたいという潤平に対し、すぐに彼が悩んでいることを察し、時間を作る姿はとてもカッコ良かった!!

③楠木マネージャー
2話を観た感じだと優秀そうでしたが、潤平「こういう時だけマネージャー面すんな」という反応を見る限り、マクベスのことは結構放任しているんですかね?
春斗以外のメンバーとの会話が楽しみです。

④不穏なつむぎ
母との電話で姉はもう大丈夫だと報告してましたが、自分のことに関しては不穏なことを言ってました
「私?ヤバいね。困ったもんだよ」
2話でもずっと暗黒時代なんて台詞がありましたし、姉同様に闇を抱えてそうですね。

⑤似ている里穂子と俊春
人に助けを求められない性格に関しては後述しますが、マクベスの解散に対し勝手に責任を感じるところまで似ていましたね。
里穂子は自分は疫病神だからマクベスが解散する
俊春は自分がまともだったらマクベスは解散しなかった
どちらも全然マクベスの活動に関係ないのに責任に思っちゃうあたり、良い人なのがわかります。

⑥チャチャマル
つむぎのラインを観てみると、チャチャマルの目ヤニが止まらないから病院に連れていくといった内容が書かれていました。
中浜家のペットだと思いますが、今後登場はあるのでしょうか?

瞬太とつむぎ

マクベスの恋愛ルールを確認したり、瞬太がつむぎを優しい目で見つめている描写が多かったりラブの波動がビュンビュン出てましたね~!

とはいえ今のところは互いの評価は「気は合うが恋愛に発展しない異性」
つむぎに関しては瞬太のことを「お兄ちゃん」みたいとも言っていました。
瞬太つむぎを見つめているように見えましたが、「兄として見守っている」という線も全然ある状態です。
今後、関係性がどう変化していくかは期待大ですね

まあメタ的な目線で考えると、
春斗里穂子
潤平奈津美
瞬太つむぎ
になるように作られているのかな?と2話あたりから勘ぐっています。

助けを求められない性格

中浜姉妹高岩兄弟も似た境遇・状態でしたね。

「周りに助けを求めないがゆえの強さが知らず知らずのうちに孤独を招いていた」

周りに助けを求めたことがないということは、当然近い家族などですらその人物を助けたことがないということ。

「助ける必要がない」「強い・しっかりしている」となり、ほっておいても上手くやるだろと思って相談に乗ることもなくなっちゃうんですよね。
さらにプラスで「〇〇なら大丈夫」とか「〇〇のことは心配してない」など言われると、マジメであればあるほど「心配のいらない強い自分」を演じる必要も出てきて、頼ることが出来なくなっていきます。

里穂子は独白を聞く限り特にマジメでしたね~。
責任を背負わされているのに自分が投げだした時に困る人がいるから投げ出せない。仕事も放り投げた形で辞めたわけではなく、しっかり案件は終わらせてから辞めてますし本当に聖人だと思います。

頼れる仲間もいない中でやるべきことはしっかり全うした里穂子は凄いと思います。私なら投げ出してる…。

コント「奇跡の水」

春斗の、兄にまともになってほしいという願いがつまったネタでしたね。
兄の失敗を勝手にネタにしていますが、「怒ってほしい」という願いがあるからこそ。

ラストのコントで回収された伏線は2つありました。

まずは「足を洗ってくれ」という台詞

弟役の春斗兄役の潤平に言った台詞です。

中浜家に訪れた時、意味がわからんほど足を洗うと利かなかった潤平の行動の意図はこのコントだったでしょう。
瞬太経由で里穂子は「奇跡の水」のコントが好きと知っていた潤平が、シャレで起こした行動が風呂場で足を洗うだったのだと思います。
最後のコントを観て、そういうことだったのかと思いましたが、女性の家にいって風呂場を借りようとする潤平はマジで意味がわかりませんでした(笑)

そしてもう一つが下記の兄の台詞。

「どんなに俺を説得しても無駄だ」

コント中では弟の説得に対して奇跡の水を手放さない設定だった兄が放つ台詞でしたが、現実では俊春が電話で春斗に対し、両親を黙らせるのは自分だという時に使っていました。

俊春がコントの台詞を言ったことには2つのメッセージがあったんだと思います。
1つ目は「俺はお前らのコントを観ているぞ」
2つ目は「シャレが言えるほど精神は回復したから安心しろよ」

両親のこと、兄のこと。春斗が不安に思っていることを全て解消する素敵なメッセージでした

今後語られる可能性のあるストーリー一覧

・高岩春斗  … 家族との約束
・美濃輪潤平 … 実家の酒屋を継ぐ予定の姉夫妻について
・朝吹瞬太  … 学生のころ自殺をしようとした理由
・朝吹瞬太  … 父と母について
・朝吹瞬太  … いつ金髪に? 
・中浜里穂子 … 前職に努めていた頃について

・中浜里穂子 … 元彼
・中浜つむぎ … ずっと暗黒時代とは?

最後に

これでメインキャストの5人は一周しましたね。この5人以外がナレーションすることとかはないのかな?真壁先生や楠木マネージャーの話も一度くらいはほしかったりします。

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