映画『劇場版ポケットモンスター ココ』ネタバレ感想 ザルードとココの絆に感涙。大人でも楽しめる物語!

映画

こんにちは。サンチョです!

ポケモン剣盾から久々にポケモンに復帰しまして、ザルードセレビィ欲しさにムビチケを購入しました(*^-^)

ポケモンの映画を観るのは本当に久しぶり。
最後に観た劇場版ポケモンは2003年公開の『七夜の願い星 ジラーチ』なので、およそ17年ぶりです!!
そこまでのパンフレットは大事にとってあります!!
懐かしいなぁ……

正直、子供向け映画だと思ってなめていました…
しっかり作り込まれた物語、親子愛、侵略戦争。
気が付けば涙腺が緩んでいました( TДT)

この記事は劇場版『劇場版ポケットモンスター ココ』のネタバレが含まれます。
未鑑賞の方はお気をつけ下さい。

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『劇場版ポケットモンスター ココ』 基本情報

「劇場版ポケットモンスター」シリーズの23作目。
TVシリーズとは関係ないオリジナルストーリー。
ポケモン・ザルードと人間・ココの家族愛を描く。

あらすじ

YouTube  ポケモン公式YouTubeチャンネルより

ポケモンと人間の、ちょっと変わった親子の物語。人里から遠く離れたジャングルの奥地。厳しい掟で守られたポケモンたちの楽園、オコヤの森があった。
そこで仲間たちと暮らしていた頑固者のザルードは、ある日、川辺で人間の赤ん坊を見つける。
「ニンゲン、これが……」
見捨てられないザルードは、森の掟に反して、赤ん坊をココと名付け、群れを離れてふたりで暮らすことを決意する。
ポケモンが人間を育てる生活が始まって10年。ココはオコヤの森にやってきたサトシとピカチュウに出会う。初めてできた「ニンゲンの友達」。自分のことをポケモンだと信じて疑わなかったココの胸の中に、少しずつ疑問が芽生え始める。
「父ちゃん、オレはニンゲンなの?」
自分はポケモンなのか? それとも人間なのか?悩むココだったが、ある日、招かれざる人間の足音が森に近づいてきて、平穏な日々が一変する――。

引用:ポケモン映画公式サイト「劇場版ポケットモンスター ココ」より

メインテーマ – 『ふしぎなふしぎな生きもの』

YouTube  ポケモン公式YouTubeチャンネルより

STAFF/CAST

CAST

とうちゃんザルード役は歌舞伎役者の『六代目』中村勘九郎さん。
アニメ声優の仕事は初めてとのことですが、違和感は全くありませんでした!!
ONE PIECE FILM Z』で香川照之さんが声優をされた際も違和感を感じませんでした。
さすが劇場で声を張っている方々ですね。歌舞伎と声優仕事にどこか通ずるものがあるのでしょうか?

ココ役は上白石萌歌さん。
アニメーション作品は2度目で、細田守監督の『未来のミライ』でも主役の声を充てています。
すでに声優経験済みなだけあってとても上手でした!
人の言葉とポケモンの言葉の使い分けも見事でした!
女優業、歌手業とマルチで活躍しておりお姉さん同様才能豊かですね。

山寺宏一さんと中川翔子さんはポケモン映画常連ですね!

STAFF
  • 原案 : 田尻 智
  • 監督 : 矢嶋哲生
  • 脚本 : 冨岡淳広
  • 脚本 : 矢嶋哲生
  • アニメーションプロデューサー : 加藤浩幸
  • キャラクターデザイン : 丸藤広貴
  • 総作画監督 : 丸藤広貴
  • 総作画監督 : 西谷泰史
  • 音響監督 : 三間雅文
  • 音楽 : 岡崎体育
  • 音楽 : 宮崎慎二
  • メインテーマ : 岡崎体育『ふしぎなふしぎな生きもの featuring vocal トータス松本』

今作の監督は矢嶋哲生さん。
アニメシリーズ『ポケットモンスター XY』や『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』の監督も務めています。
重要テーマの一つ、「親子愛」は矢島監督が自身の育児経験を下に提案されたそうです。

登場人物

ココ

ザルードに育てられた少年。自分の見た目がザルードと大きく異なることを疑問に思う中、人間のサトシに出会う。

とうちゃんザルード

赤ちゃんのココを拾い育てたポケモン。ザルードの掟を破ったため、ザルードの群れを離れて暮らしている。

サトシ

ポケモンマスターを目指す少年。旅の途中ココと出会い、森の神樹を巡った戦いに巻き込まれていく。

ピカチュウ

サトシのパートナーポケモン。サトシと共に森の神樹を巡った戦いに巻き込まれていく。

ゼッド博士

人類のため治癒の泉を探す「ビオトープ・カンパニー」の博士。ザルード達の住む森を研究している。

カレン

「ビオトープ・カンパニー」の研究員でゼッド博士の助手。

ムサシ

サトシのピカチュウを狙うロケット団員。「ビオトープ・カンパニー」に潜入する。

コジロウ

サトシのピカチュウを狙うロケット団員。「ビオトープ・カンパニー」に潜入する。

ニャース

サトシのピカチュウを狙うロケット団員。「ビオトープ・カンパニー」に潜入する。

ポケモン映画一覧

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よろしければどうぞ!!

『劇場版ポケットモンスター ココ』 ネタバレ感想

親子の絆

今作ではストーリーの中心はサトシピカチュウではなく、ココザルードでした。
ココが主役の物語にゲストとしてサトシロケット団が出てきた感じかな。

ザルードは自分は本当に父親を出来ているのか悩んでいました。
しかしココが自分の命よりも大切な存在であると改めて認識したとき、自分は父親が出来ていると実感します。
そしてそれはココも同じです。
大切な父親のために、特別なザルードにしか出来ない奇跡を起こしますからね!!
互いが互いに特別な存在なんだとよくわかるシーンで、思わず涙してしまいました。

そもそも視聴者からすると常にお父さん出来ていましたけどね。
ココ人間離れした身体能力なども父親に憧れたゆえでしょうし、他のために自分の力を使えるところなどもそっくりです。

サトシの登場シーンはお母さんとの会話に始まり、お母さんとの会話に終わっていました。
突然親と話したくなったというサトシの台詞は視聴者の代弁のようでしたね!!

サトシとピカチュウ

サトシココの言葉の通訳をピカチュウがするという異様な光景。
ココとは直接会話が出来なくても、ピカチュウを通して会話できるあたり、絆の強さを感じました。

他者を思いやることの大切さ

親子愛だけでなく、対等に手を取り合うことの大切さも教えてくれる作品でしたね。

人間の身勝手さが際立ちましたが、物語中盤まではザルード達こそ森の支配者であり侵略者でした。
森の生態を破壊することがないだけで、彼らも掟を盾にむやみやたらと縄張りを拡大します。
他のポケモンが縄張りに入ることを許さず、強いものこそがルールときのみも奪っていく。
自分たちが幸せになることしか考えていない身勝手な集団でした。

反面、ココは自分よりもポケモン優先する優しい子でした。
森のポケモンのためにきのみを作り、ザルードに攻撃される危険を冒してでもポケモンの治癒にあたる、最初から他者を思いやる気持ちを持っていたキャラクターです。

これはとうちゃんザルードに似たのだと思います。
そもそも思いやりの気持ちなくして、群れを抜けてまで子供を育てようなんて思わないですからね。

ゼット博士に限らず人間サイドは全体的にひどいものでした

森の進行中に研究員たちがザルードから攻撃を受けたとき、カレン「ザルード達は何で攻撃してくるの?」とか本気で不思議そうに言ってました。
いやいやいやいや、お前らが通った道の惨状を見てみろよ、と。
木々をバンバンなぎ倒しながら進行してんだから攻撃されて当然だろ、と。

(頭お花畑かよと思いながらみてました)

研究員たちも自分たちの研究優先で、森の生態系への思いやりが欠けていたんですね。
ゼット博士のポケモンを一切考えない思想を聞いて考えを改めていましたが、そもそもあの進行の仕方に何も疑問を持たなかったあたり結構罪は深いです。

圧倒的な力をもつゼット博士を前に、ザルード達の傲慢さは消え、他種族との協力戦線を張るようになりました。
サトシのピカチュウ、ザルード達、森のポケモン達による戦いは見ごたえがありましたね!!

最終的にザルード、森のポケモン、人間それぞれが尊重し合い、森の復興に尽くすことで恨みつらみのない関係性を築くことが出来ました。

これからの森では資源を独占することなく、協力してすごしているうちはセレビィがいてくれるのでしょう!

ココの旅立ちの演出について

ココが旅立とうとしていることを事前に察知して、荷物を用意したり、仲間に盛大な見送りをお願いするザルードから父性が伝わってきてとても良いシーンでした。

が、ワンピースのドラム島編のチョッパー見送りシーンを思い返した人も結構いるのではないでしょうか?

これ以上ない演出でココの冒険の祝福する良いシーンだっただけに、他の作品が脳裏をかすめてしまうのが少しだけ残念でした。

評価

評価: 5.0  最高!万人にオススメ!!
評価軸

☆5 最高!万人にオススメ!!
☆4 面白かった!オススメできる
☆3 満足。
☆2 微妙…。
☆1 好みではない

文句なしの評価5です。
ポケモンの知識がなくとも問題なく、子供も大人も楽しめる最高の作品でした。
子供が見るのと親がみるのではまた視点が変わるんだろうなぁ

最後に

久しぶりのポケモンを見ましたが、昔に浸ることもできていいものですね。
今度1作目から順番に観ていきたいと思います。
ただダイパからブラホワまではゲームもやってないから登場人物がわからないんだよな…
普通のアニメもみるか??

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